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ちょっとブルガリア気分

ちょっとブルガリア気分

ブルガリア体験談2

値段の表示


市場の野菜や、マガジンのお肉、ソーセージなどの、値段表示は1kgあたりの値段が書いてあります。最初わからなくて、意外に高いなーと思いつつ、買ってみたら、そういうことでした。野菜はともかく、パッケージに入ってる、サラミくらい一個の値段にすればいいのに・・・・。と思いませんか?


気分はスター


地方都市では、とにかく東洋人は珍しがられます。道を歩けば、みんなの目がいっせいに私のほうへ・・・。話し掛けられたり、子どもたちに囲まれ質問攻めにあったり。貴重な体験をしました。彼の実家のマンションの住人や近所に住んでいる親戚は、みんな私が、今日どこで何をしているか、把握しているらしい。おそらく、誰かが日本人を何時にどこで見かけた。とゆうことを言い、それが住人のもとに、めぐってくるのでしょう。恐るべし情報網。


洗濯とお金


ある日お父さんに「洗濯したい!」と言った。お父さんは不思議顔で「なぜ?」と聞く、私は変なこと言うなーと思いつつも、「もう着る服がない!」と言ったら、お父さんはさらに変な顔して「いくら欲しいの?」とお財布を出した。「お金なら持ってるから要らないよ。洗濯がしたいのよ!」と私。「なんでよ!」とお父さん。けんかごしで、数分間にらめっこ。ハッと気が付きました。ブルガリア語の洗濯は「ぺラゥナ」。お金は「パリ」ちょっと似てますよね。字で書くとそうでもないけど、実際の発音はけっこう似ている。要するに私は「着るもの無いからお金くれー!!」と意地になって叫んでいたわけです。誤解も解け、大笑いでした。


洗濯機



ブルガリアではまだ洗濯機がすべての家庭にあるわけではありません。よく、洗濯機持ってる?なんて聞かれます。日本みたいに独立してない場合が多く、工具で水道の蛇口をはずして、洗濯機のホースを着けたりします。最初の頃は一人で出来なくって、お父さんにやってもらっていました。それで上記のような言い合いになったわけです。今ではやり方もマスターし一人で出来ます。ちなみに洗濯機は月給よりも高いです。



ジャムとボールペン



親戚の家でご馳走になった、手作りイチゴジャムがとてもおいしかった。同じようなものを買おうと、あちこち探し、でも良くわからなかったので、適当なものを買いました。食べてみたところ、化学調味料の味が濃厚でした。お父さんに「このジャムは化学的な味がして、嫌い。」と言ったら、笑いながら「そんなことないよ」と大笑いされてしまった。負けず嫌いの私は、「いや、いっぱい入ってるじゃん」とつっかかった。言えば言うほど笑うお父さん。ブルガリア語で化学は
「ヒミック」だけど私が主張してたのは「ヒミカル」。一緒になって笑ってしまいました。「ヒミカル」はボールペンのことです。そりゃ、ジャムの中にボールペンがいっぱい入っていたら怖いわけだ。。



私の結婚式にて


ブルガリアの教会で結婚式を挙げましたが、ブルガリア正教では、牧師さんの説教ではなく、歌にしながら、二人の神父さんが鈴を振ったり、冠かぶせてくれたり、いろいろします。歌の中に新郎新婦の名前を呼ぶところが数ヶ所あるんですが、ブルガリア人ではない私の名前は、覚えにくかったらしく、小声で何度も、「お名前なんでしたっけ?」と聞かれました。短い名前なんだから覚えてくれー!!と思いました。


私の結婚式にて2


儀式の中で、神父さんからワインを飲まされたり、チョコレートを食べさせられたりするんですが、甘いものが大嫌いな私は、当然チョコも苦手。思わずすごい形相をしてしまいました。その瞬間なんと写真に取られていた。トホホ・・・
ワインを飲まされたときも、緊張してたし、大体花嫁は口をつける程度かと思い、そうしたら、「何で飲まないんだ-」と怒られた。慌ててのんだら、たらーっと口から少しこぼれてしまい、純白のドレスに赤いしみが出来ちゃいました。
リハーサルしてくれたら、ちゃんと飲んだのに。誓いのキスはいつかしら?と緊張していたら、そんなものはないまま、式は無事(?)終了でした。キリスト教と言えどもいろいろありますね。







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